はじめに|なぜ今、米国株投資について書くのか
これまでFIRE・資産形成の考え方を中心に書いてきました。今回米国株投資について書くのはFIREを目指すにあたり具体的な銘柄や手法を推奨することを意図しておらず、あくまで自分がどう考え、どう行動してきたかを残したいという目的です。
FIREを目指す中で米国株投資を選んだ背景
FIREという言葉を知るより前に経済的自立とは「資産収入>生活支出」を達成した状態を指しそれをするためには「資産」を手にいれる必要があることを知りました。資産収入というとかつては不動産からの家賃収入というイメージがなぜか強くあり、株式からだと収入というよりも優待品が貰えるものくらいの謎の思い込みがありました。
たまたま米国株投資の配当金について知った時に、年4回配当金を受け取れる、1株単位(安ければ数千円)で購入ができる、米国株は長い歴史があり毎年配当金を増やしている企業が多い、ということを知り、直感的にこれだ!と思いました。資産収入はこの配当金を出す株を買い増していくことで時間はかかるのだろうが、必ず生活支出を超えることができる、とイメージできました。
これが米国株投資を選んだ背景であり、経済的自立を目指して初めて株式を買おうと思ったきっかけでした。
暴落を繰り返しながらも成長を続けてきた経済の強さ
大暴落を繰り返し乗り越え、成長し続けてきた長い歴史が、米国株式にはあります。世界恐慌をはじめ、直近ですとコロナショック、それ以前ではリーマンショック、ITバブルなど、様々な危機を経験しながらも経済が持ち直してきているのは歴史的事実です。それが未来永劫続く保証はありませんが、FIREを目指す長い道のりで自分の資金を投じる対象としては心強く感じています。
私も資産運用を始めてからいわゆる暴落は「コロナショック」が初めての経験でしたが、持ち直しが早くその後最高値を更新することもあったことは、米国株を選んだ当時に学んだ歴史が繰り返されたと感じる機会でした。
とはいえ、これも次はどうなるか分かりません、それもまた肝に銘じておく必要はあると思います。
株主を意識した経営と、連続増配という文化
米国企業に多く見られる株主を優先する経営、連続増配や自社株買いなどを通じて株主に還元する文化は魅力的です。そもそも配当金を出し続けられるだけの財務体質、利益をあげ続けられる事業があることが前提となりますので、そういった企業が多いことが経済全体としての強さに繋がるのだと思います。
身近な企業が多く、事業内容を理解しやすいという側面
コカコーラやマクドナルド、スターバックスなど日常生活で目にする世界的企業が多く事業内容のイメージがつきやすい、「何をして利益を出している企業か」を理解できることは米国企業の魅力と思います。もちろん日本企業も同じように日常目にしますのでそれは大差ないとも言えますが、海外に行ってもコーラはコカコーラ、マクドナルドはどこにでもあります。しかも味はどこに行っても変わらない。この安心感というかブランド力は長い期間保有する資産として重要な要素だと感じています。
また増配のための原資である「利益」をあげているであろうことが直感的にわかることは興味を持ち楽しく資産運用を進める上で重要だとも思っています。
それでも米国株投資にリスクはあると考えている
米国経済が今後も同じ成長を続ける保証はないと思います。特に現政権では驚くようなニュースが度々舞い込んで来るためネットで情報収集していますと、あらゆるところで「不確実性が高まっている」という表現を目にします。米国株投資に限りませんが絶対安全というものはなく常に世の中の動きを注視しながらリスクに備えていきたいところです。
2026年の今は米国株は最高値圏ですが、それが突如停滞や下落に転じる可能性はあると思います。というか下落局面がいつ来るか期待しつつ待っている気持ちも正直あり、買い増しをしていくには高くて気が引ける感じがします。
また為替の側面で現在は円安なので評価額としては株高x円安で追い風状態。株安x円高が来た時には半値くらいになる覚悟は持っておく必要があると思います。そういった場合でも連続増配株が増配を続ける場合においては、資産額は一度脇に置いておいて配当金積み上げの好機と捉え果敢に買い向かいたいです。
米国株投資は「正解」ではなく「選択肢のひとつ」
米国株投資は「正解」ではなくいくつもある「選択肢のひとつ」であることは申し添えておきたいです。ただ歴史的に見れば長期でのリターンが高かったという事実はあります。今後も期待されるリターンが大きいと考えるかは人それぞれであり、自分にとっては現時点で納得感がある選択となっています。
おわりに|FIREを目指す過程の記録として
繰り返しですがこの記事は誰かに勧めるためのものではありません。将来自分の考えが変わる可能性も含め、これまでの考えを残しておきたいという意図があります。
FIREは長期戦。世の中の状況が変われば考え方やポジションも柔軟に見直し試行錯誤していくことが必要と思います。今後も自分の選択、判断について振り返り、深掘りしていきたいと思います。



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