住宅ローンありでFIREを目指すためにはライフプランの作成と継続的な見直しは不可欠と思います。その理由を紹介していきます。
なぜFIREと住宅ローンにライフプランが不可欠だったのか
ライフプランの作成には時間がかかります。ただ振り返るといいことばかりでした。
目先の口座残高や月々の支出を見ているだけでは見えない大きなお金の動きをざっくりとですが目にすることで視野が広がる感じがあります。年間でのキャッシュフローを見る、なんだか企業みたいな感じがします。単純にやってみると面白い。
家庭のキャッシュを絶やさずかつ増やしていきながら、どのように歳を重ねていくか具体的に考えるきっかけになるので、FIREという夢物語を定量的かつ現実的に考えることができたのはこのライフプラン作成の過程でした。
住宅ローンでは金利上昇に怯えることなく事前にここまで上昇してこれくらいの期間継続するだろうと予想と資金繰りの余裕をライフプランを通じて掴むことができました。
ただ重要なことは、ライフプランは一度作ったら終わりではない、ということ。継続的な見直しが必要不可欠であり、計画はあくまで計画、市況も支出も1年経つと変わっているものなので少なくとも年1回は振り返ることが前提と思います。
年間キャッシュフローを可視化して見えた現実
年間キャッシュフローを見ていくとやはり教育費は高いことに驚きます。特に大学の入学金、授業料、生活費等自分の経験や調べた内容を積み上げて支出に突っ込むとまあすごい額動きます。子供の将来の選択肢はできる限り多く提示したいですし、自分がFIREを目指すことで子供の進路に制限をかけることは避けたいです。子供の成長に合わせてFIRE計画は流動的に調整、優先順位を考えることは大切です。
資産運用における「複利」の威力を実感
ライフプランの中で人生100年時代ということで100歳までの収入、支出を計算したところ、途中から資産運用の数字がぐんぐん増えていくことが分かりこれまた驚きました。よく資産運用シミュレーションで月にいくら投資して年利何%ならば20年後にいくらという見積もりをするのですが、さすがに50年以上先まで気にして見たことはなかったので「複利」の威力を実感しました。
単純すぎるかもしれませんが、案外積極的にお金を使わなかったら人生の後半では結構お金持ちになっているんだな、というのが率直な感想でした。それと同時に人生のどこのタイミングでお金を使えば満足度が高いかという目線で人生を俯瞰するような感覚で見ることができ始めたのもこの「複利」の爆発力を目の当たりにしたおかげと思っています。
住宅ローンを「不安」ではなく「管理対象」にできた
住宅ローンの将来的な不安は「月々の負担」、「金利上昇」、「長い期間の返済」にあると思っています。月々の負担は収入や他の生活費との兼ね合いなので家計管理をしていればそんなに心配はなくイメージができると思います。
一方、金利上昇により住宅ローンがどのタイミングからどの程度上がって、それでも家計が逼迫しないかを数字で確認するにはライフプランしかない、とすら思うほどこの不安は解消されました。やはり住宅ローン単体でのシミュレーションですと、金利上昇も細かく設定ができなかったり、支出が大きい時期に金利上昇が重なったら?といった厳しいケースの検討もできるので住宅ローンに踏み切る前は何度も検討を重ねました。
最後に長い期間の返済については100歳までのライフプランを眺めてみて、いつ自分がFIREするか、子供の教育費がどこで大きくかかるか、この辺を踏まえて完済までどう資産状況が変わるのか見ることで不安感はなくなりました。むしろ長い期間団信がつくので家族にとってはセーフティーネットになるある種保険的な役目もあると思うことができました。
返済開始後は自分で管理できるのは住宅ローン以外の支出ですが、ライフプランに載せてみることで住宅ローンを「管理対象」と感じられるようになりました。
教育費とFIREしたい時期を同時に考える必要があった
いつFIRE達成できるかを検討するために、「子供の大学期間」を資産取崩しを含めて乗り切れるかをいつも確認します。基本的に資産取崩しはしない方針、したくないのですが、一切取崩さない場合にはライフプラン上FIRE時期がかなり後ろになってしまいます。そのメリットとして人生の後半にすごいお金持ちになっているようですが、そんなにいるのか?と思ってしまうのとRetire Earlyではないなあ、、と感じます。そのため、一部資産を取崩しかつ配当金減少を伴いながらもどのタイミングで踏み切ることが計算上可能なのかを考えていきました。もちろん様々な仮定の上に成り立っていることは承知しつつ、自分に希望を持たせる意味でもこれくらい稼いで資産を作ればこれくらいの時期FIREできるかもしれない、と想像できることがモチベーションにも繋がりますので今後も適宜見直しを継続したいです。
ライフプランを立てたことでアンテナが一気に広がった
最後にライフプランを作ったことで自分の興味関心の輪が広がったこともあるので項目だけ挙げておきます。
- 日銀動向と金利の動き
- 大学入学金など教育費
- 昇給やキャリア形成
またこういった関心ごとに対しても、調べ考え感じたことを発信できればと思います。


コメント