FIREを目指しながら、なぜ住宅ローンを組んだのか|後悔しないための判断軸

本ブログの副題にも掲げています住宅ローンについてFIREを目指す上では重荷になる、というのが一般的な見方ではないかと思います。私自身もその考えがあったので、資産形成を本格的に意識し始めてから住宅ローンを組むことは想定していませんでした。

そこでFIREを目指しながら、なぜ住宅ローンを組んだのか、その際に考えたことをまとめていきたいと思います。

資産形成の途中で住宅ローンを考えることになった背景

資産形成自体は住宅ローンを組むよりも前から始めており、資産運用も既に数年間は継続していました。一定程度の資産と配当金が積み上がってきた実感がある中でこれから更にアクセルを踏んでいこうと思ったところで住宅ローンを検討し始めた、というのが正直なところでした。

資産形成の途中で住宅ローンを考えることになった一番大きな理由は、「家族構成の変化」です。大人だけの暮らしでは物が少なく賃貸の広くはない間取りであっても不便なく生活ができましたが、子育てが始まり物が増え、またその将来を考えた際にどうしてもより広い間取りが必要と考えるようになりました。当初賃貸でより広い間取りの部屋への引越しを考えましたが、次に引越した先では子供の学校も決まることが想定されるため、その後更なる引越しは軽々はできないと思い、慎重に家族内で話し合いをしました。その結果、賃貸だけに絞るよりも家の購入も含めて検討する方がより間取りや住環境の選択肢が増え生活の満足度を高められると思えたため住宅購入を検討し始めました。

また家族構成の変化の他にも、インフレ進行による住宅価格高騰といった市況や、各種補助制度の活用の観点でも今住宅ローンを組んでおくことへの一定の合理性を感じたこともあります。住宅購入を絶対に考えない、と割り切れていれば問題なかったのですがその可能性を捨てきれなかったことから、じゃあ資産運用を優先して数年後に住宅購入を検討した時に住宅価格がどの程度変わってくるのか、金利上昇が更に進むと月々の支払いがどうなっていくのか、今ある税制優遇制度が改悪されたら、といった点を調べ考えているうちに資産運用を一度減速させても一定のメリットを享受できる可能性がある、と思えたことも住宅ローンを考えるようになった一つの背景です。

FIRE後では叶えられないものがあると感じた

子育てや子供の成長に伴い引越しを検討した点と重なる部分ですが、FIRE及び資産形成を優先して目標達成後に住宅購入をするという選択もありましたがその段階での住宅購入にはあまり魅力を感じませんでした。やはり子育てをしている間が一番住環境を整えておくメリットや満足感を享受できると考え、これは早めに判断できる方がその期間を長く味わえると思ったことも大きな点です。もちろんその一方で資産運用は減速することはありますので、ここのトレードオフは悩みどころでした。が、前述の通り住宅購入はいつでも選択できますが、子育ての時間は後からは戻らないことが決めてとなり資産形成途中ではありますが住宅ローンを組む方向に舵を切りました。

住宅ローンを「ライフプラン」とセットで考えた理由

住宅ローンは月々の支払いや金利上昇シナリオを簡単にシミュレーションすることができますが、それをライフプランとセットで考えたことが精神的に良かったと感じています。

金利上昇局面において変動金利であればリスクを背負う形になりますが、金利上昇や支払いルールを理解した上で5年ごとにどう金利が変化して支払い金額が変化するかをライフプランに落とし込み、返済余力が一定程度確保できることが確認できたことで安心感が得られました。当然子供の教育資金が必要になる時期もキャッシュフロー上は最も厳しい状況ですのでこの時期を乗り切れるかを確認することも重要です。あとは余剰資金をコツコツ資産運用に回しこれらリスクシナリオに備えつつFIREの目標達成時期を確認しながら何度もシミュレーションをしていきました。この過程で住宅ローンを組んでもFIREを諦めなくても良さそうだ、と前向きな気持ちになれた記憶です。

住環境の質を上げても、生活水準は変えない重要性

重要な点と思いますが、住環境の質は上げるが日常の生活水準は変えない、他の生活支出が抑えられている前提でライフプランを想定しました。この点は事前に家族内で考え、価値観をすり合わせていたことで、引越し後想定していたように資産形成を再開できた実感があります。

以上がざっくばらんな内容ですが、思い出せる範囲のFIREを目指しながら住宅ローンを組んだ理由や背景です。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました