配当貴族とは何か|米国株独自の連続増配文化
配当貴族は25年以上の連続増配を続ける企業群を指し、S&P500採用銘柄の中にも対象企業がいくつも存在します。米国株の株主還元重視の文化を象徴していると言えます。
日本でも連続増配銘柄はありますが、その数は数社のみ。米国株の場合、60社以上存在しており差が大きくあります。

長期投資家に支持される理由|安定性と規律ある経営
長期にわたり増配を続けるには、営業利益から生み出される安定したキャッシュフローと景気の浮き沈みに耐えうる財務基盤と運営が不可欠です。市場の暴落といった景気循環を乗り越えて利益を出し続ける点が信頼の源泉となっていると言えます。
リーマンショック、コロナショックといった暴落が起きると多くの企業では株価が急落、売上が落ちると更に株価が下落トレンド入りとなります。そういった時に連続増配を続ける企業では着実に増配が続き、株価下落に伴い一時的に配当利回りが高まるため下げ止まるストッパーとなり下落圧力にも耐性があるとも捉えられます。
配当貴族の代表例|銘柄に共通する特徴
配当貴族の代表的な銘柄としては、P&G、コカ・コーラ、ジョンソン&ジョンソンなどの生活必需品・ヘルスケアが中心です。AI関連銘柄やGAFAMのような派手さはないものの、生活に密着した企業が多いのが特徴です。
不況の中でも需要の底堅さがあり、支持され続けるブランド力が長期間の増配を支えていると言えます。
サテライト投資としての活用|利回り上昇局面を狙う視点
私の投資戦略はコア投資にインデックスと米国株の増配株を据えており、サテライトとしては基本的に下落局面での短中期売買を考えています。
配当貴族銘柄は引き続きコア銘柄として定期的な購入を中心として考えていますが、サテライト投資においても、配当貴族の中から利回りが上昇しているものを割安で購入することも一案と考えます。

