支出を減らすことだけが目的ではない
支出管理というといかに節約をして無駄のない生活を送るか、こういった視点があると思います。もちろんこれは重要であり基本的な姿勢だと考えますが、FIREを目指す中で支出管理の捉え方が変わってきた部分があります。
独身時代はかなり極端な節約生活を送った時期もありますが、家庭を持ってからは支出管理として、我慢や節約を強いるのではなく「選択の結果」としてお金を使わない状態を作る、ということがより重要だと考えるようになりました。
「散歩を楽しめる」生活は、すでに豊かである
例えば、バスや電車での移動が必要な場合以外は基本的に移動は歩きます。移動としてという側面もありますが、もはや散歩と捉え、散歩自体を目的にどこかを歩くということを家族で実践したりもします。個人でも昼休みは息抜きも兼ねて散歩を習慣にしています。
散歩しながらぼんやり思考したり、話しながら風景を楽しんだり、こういう時間の過ごし方に価値を感じられることで、お金を使わずに満足できる時間を築くことができます。しかも健康にも良いです。
このような「消費に頼らない楽しみ」が増えるほど、FIRE後の生活像が具体化していく感覚もあります。おそらく持続性がある趣味として捉え今も今後も続けられるイメージが大切なのだと思います。
自動販売機を使わない
喉が乾いたから自動販売機(以下、自販機)で飲み物を買う。もう何年もやっていません。外出する時は水筒持参、自販機は使わないようにしています。
自販機自体はとても便利ですし、節約ためにという目線では1回あたりの節約としてはしれています。
ただ、自販機を使う習慣があると、ちょっとした支出に対して軽視する習慣が付いてしまう気がしており、脱・自販機をすることは他の購買判断においても、無駄ではないか?もっと安く手にいれることはできないか?など様々思考と工夫の習慣がついてきます。
また、単純に自販機で買う場合、ジュースや甘い飲み物など嗜好品であることが多いと思いますので、それを水筒の水やお茶で置き換えるだけで健康にも良いです。良いことづくめ。
やや大袈裟な感じはありますが、こういった支出管理は「習慣設計」であると考えています。
外食より自炊を選ぶ理由は、節約以上のリターンがあるから
外食よりも自炊の方が、コスト・栄養・味付け・量を自分でコントロールすることが容易です。
外食はサービス業ですので自炊と同じような物を食べるとしてもプラスでコストがかかります。また、せっかくの外食ならと美味しい物を選ぶとだいたい味濃いめ。野菜も少なかったり栄養バランスも偏りがちです。もちろん店やメニューによりますが、たっぷり濃い味を食べるとなるとヘルシーさは自炊に軍配があがります。外食はご褒美です、適度に楽しみたいところです。
やや話はそれますが、住宅購入によりキッチンの設備面が充実したことも自炊を楽しむ上で後押しになっています。この点はFIRE後の時間ができた時に更にプラスの影響ありと考えています。一手間かかる料理にも挑戦しやすく、楽しくかつ経済的に生活を送ることに繋がるかなと思っています。
共通しているのは「我慢」ではなく「満足度の最適化」
これらの行動に共通する考え方は、支出を減らすことは「我慢」ではなく「満足度の最適化」と捉え、プラスの要素を必ず見つけていくことを大切にしています。
お金を使わなくても成立する生活の工夫一つ一つが、FIREをより現実に近づけると考えています。
これからも工夫、改善の余地があるところ色々取組み、紹介できればと思います。
「お金を使わない力」は、自由に生きるための基礎体力
最後に、支出管理のうち特に「お金を使わない力」はFIRE達成に向けた有効な手段であると同時に、自由に生きるための基礎体力向上に繋がる能力と考えています。
こうした能力は資産額が増える前から身につけられるスキルであり、習慣化することで抵抗なく、満足度を下げることなく生活が送れるようになります。
今後その他の支出管理や生活の中での工夫にも触れていければと思います。


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